年齢:50歳
家族の人数:3人家族
建てた後になって気づいたことを教えてください!
床材のフローリングですが、資材選びで自然に拘り過ぎた結果、場所による使い分けをした方が良かったと感じております。
不便だと感じたりする理由を教えてください!
4LDKの一戸建て住宅ですが、バリアフリーで設計をしてもらい、1階部分はリビングと2つの居室、キッチン、洗面室とトイレには自然に拘って無垢材のフローリングを選びました。明るい色にするためにパイン材を指定したのですが、リビングと居室は何ら問題はないものの、キッチンと洗面室、トイレにはフローリングに汚れが目立つようになり、新築から5年以上経過した時点では、染み込んだ汚れによって不衛生に見えてしまうことが不便に感じました。
こうすればよかったと思う策はありますか?
1階部分の全てのスペースに同じパイン材の無垢フローリングにした結果、キッチンと洗面室、トイレは無垢材ではなく合板のフローリングかクッションフロアを採用する方が問題にならずに長く床材を使い続けることができると後悔をしています。合板のフローリングであればコーティング剤で撥水させることができ、クッションフロアは元々が撥水効果と汚れが染み込むことがなく濡らした雑巾でいつでも拭き掃除ができるので、使い分けで解決できると感じました。
これから住まいを考える方へワンポイントアドバイスをお願いします
有害物質を出さない自然の住宅を建てようとしている方は、特に床材に対して無垢材にこだわり過ぎるとメンテナンスが非常に大変です。リビングや居室の床材と壁材は無垢材でも問題はありませんが、水回りのスペースの床材は無垢材はお勧めできません。タイルやクッションフロア、合板のフローリングの選択肢で建てた方が後から後悔することが無くなります。